前年比で売上は増加、仕入が500万円減少したことで利益が大幅にUP!

株式会社 鈴建さま

https://www.suzuken-toso.com/

〒437-1302 静岡県掛川市大渕5655-1

ショールーム:〒437-1101 静岡県袋井市浅羽4507-1

スタッフ人数:9名

この事例の注目ポイント
  • 動機
    • 在庫管理ができておらずムダな仕入が発生していた
    • 会社が成長する一方で保管塗料の倉庫が乱雑に
  • 活用
    • 在庫を把握することでお客さまのご要望に応える
    • 在庫確認から発注までの流れがスムーズに
  • 効果
    • 前年比で売上増にもかかわらず仕入約500万円減
    • 倉庫が綺麗で職場環境◎

株式会社鈴建さまは全国展開の住宅塗装ネットワークの中で「お客様満足度」「店舗展開数」「施工累積棟数」「建物診断累積棟数」の4部門で1位を獲得した静岡県を拠点とする塗装屋さんです。

外壁塗装・屋根塗装を専門とし、地域に密着したサービスを提供しています。

塗料の在庫管理アプリ「らくらく塗装屋さん」を導入する以前は、倉庫内の乱雑さ、それに伴う保管塗料の管理に悩まされていました。しかし、導入後からは倉庫はきれいに整理され、在庫状況の把握もスムーズにできるようになったそうです。さらに、保管塗料を使うことで材料費が抑えられるので、お客さまにも喜ばれているそう。

今回は、「らくらく塗装屋さん」を導入する以前の悩みや、導入後の活用方法、そして効果について、社長の鈴木亮さまにお話をお聞きしました。 倉庫内の塗料の種類や量を整理し、効果的に活用したい方は、ぜひ参考にしてみてください。

「あっ! この塗料、倉庫に在庫があったんだ(泣)」をなくしたかった

8年前に新しく建てた塗料を保管する倉庫は、整理整頓に気を使い、綺麗に管理してきました。年々、ありがたいことに仕事が増え、職人さんも増えていきましたが、一方で、それに比例して塗料の在庫もどんどん増え、その結果、倉庫内が乱雑になっていくのがとても気がかりでした。

どこに何キロ、どの塗料の在庫があるのか把握できておらず、新しい塗料を注文した後に、実は倉庫に在庫があった…なんてことがよく起こっていました。 在庫管理をする上で、倉庫の整理整頓が最も重要なことであることは理解していましたが、具体的な方法がわからずに困っていました。

年間100棟以上の塗装仕事をこなすなら必携!在庫管理アプリ

そこで同じプロタイムズ※の加盟店さんに相談したところ、塗料の在庫管理アプリ「らくらく塗装屋さん」のことを聞いて、開発元であるフクモト工業の福本社長を紹介していただきました。

福本社長にお話を聞かせていただき、年間100棟以上の塗装仕事を請け負っている私たちの会社には絶対に必要なアプリだと感じ、導入を決めました。

※プロタイムズとは…塗料メーカー「株式会社アステックペイント」が本部として住居向け外装塗装工事事業サービス及び商品販売を運営・管理している全国組織です。このプロタイムズの事業が始まったのは2008年。現在では、全国に優良施工店200店舗以上を構える日本最大規模の組織となっています。

「らくらく塗装屋さん」を使って在庫管理をする3つのメリット

パソコンやスマートフォンから簡単に在庫確認ができます

メリット1:ムダな材料の購入が減る

税理士の先生からは、「前期と比べて売上が上がり、仕入が減っていることは非常に好ましいことです!」との言葉をいただきました。

具体的な金額で言うと、1年で500万円ほど減ったかな。 塗装の単価に大幅な変更はなく、それにもかかわらず利益がしっかりと出せているのは、在庫管理によって無駄な仕入れが減ったことが大きく影響していると考えられます。

メリット2:いつ、どこでも、在庫情報を取得

私を含め、職人さん、事務スタッフみんなで、倉庫にある材料がすぐに把握できることがとても助かっています。

現場や事務所など、どこにいてもスマートフォンやPCを使って倉庫内の在庫塗料の状況が手に取るように分かります。

検索画面から簡単に調べることができ、どこのメーカーの何の商品の何色が何kgあるのか、さらに何㎡塗れるのかがすぐに分かります。このシステムにより、お客さまにも提案がしやすくなりました。

また、都度、倉庫に足を運ばなくても在庫確認ができるので、仕事の効率が上がりました。事務所から倉庫までは往復、車で30分かかるので(汗)。

メリット3:倉庫が整った状態をキープ

そして何よりも、倉庫の中がスッキリとしました! 在庫管理において、倉庫の整理整頓は最も重要なことです。

保管塗料を把握することは、お客さま満足度も上がる

お客さまによっては価格を安く抑えたい方もいらっしゃいます。そのような場合、「弊社の保管塗料を中塗り剤として使用させていただければ、その分お安くできますよ」とご提案します。

当然、上塗りは新品なものを使いますが、在庫塗料でも同じ商品の同じ色の塗料であれば中塗りにも十分仕様ができます。 お客さまもご納得いただいた上で大変喜ばれます。

お客さまが悩まれる色選びも徹底サポートされている鈴建さん

お客さまとの色の打ち合わせをする前には、必ず「らくらく塗装屋さん」で倉庫にある塗料を確認をしておきます。

そして色のご提案をする際、私たちはまず色褪せする色をご説明し、褪色しにくく人気の色をいくつかショールームで実際に見ていただきます。

”褪色しにくく人気の色”の塗料は頻繁に使われるため、倉庫に常にある状態です。

保管塗料の種類と量を把握し、まずはその塗料からお客さまにご提案することで、沢山ある色からお客さまが色選びにストレスを感じないようサポートしています。

塗装屋さんにとどまらず、地域のために挑戦していきたい

今回、「らくらく塗装屋さん」の導入により在庫管理の課題を解決することができました。

今後も塗装事業を軸にコツコツと行っていきます。それと実は今、別事業の構想が進行中です。

私たちが暮らす静岡県は、昔からいつ大地震が起こるかわからないと言われている地域です。

私たちの仕事は建物を綺麗に塗装することですが、大地震が発生した場合、建物が崩壊すれば塗装どころではありません。

もし、災害が起こってしまったとき、何か少しでも地域のためになる仕事をしたいという思いから、建物の解体事業を今後視野に入れていこうと考えています。まだ具体的な形にはなっていませんが、着々と準備を進めているところです。